高次元世界の話はどこまで行っても確定することが不可能。よって、サブカルチャー、オカルト、スピリチュアルなどと呼ばれて信用性が損なわれる。それはやむを得ない。だが、論理的な推測はできる。
例えば、私たちが2次元平面の世界の住人だったとする。たて・よこがあるが、高さがない世界。すなわち、私たちは隣にいる人が線にしか見えない。だから平面とは言うものの、隣人がどんな形をしているのか認識できない。しかし、平面の世界では重なること、乗り越えることが絶対にできない。この法則があるため、隣の人とぶつかることはあっても重ならないので、隣の人と接するように周囲を歩けば、その歩いた軌跡によって隣人の形を認識することができる。このように2次元世界に住んでいても3次元世界から見ればどう見えるかを推測することは可能なのである。私たちはこうやって論理的に高次元を推測できるので、これをオカルトやサブカルチャーと言ってはいけない。
例えば、九州と北海道に住んでいる人が同時に、親しい人が死んだ気配を感じたとする。気配という見えないエネルギーは、2か所同時に出現したわけで、そのエネルギーは距離と空間を超えている。だから3次元を超えた世界から気配のエネルギーがやってきたと考えることができる。
このように、3次元では起こり得ない摩訶不思議な現象を基にして高次元の世界を論理的に考えることを「病気の原因を探ることに用いよう」とすることが量子医学の姿である。→次の本文を読む