霊能者の闇(要約)

 霊能者は「自分の意見は常に正しい。」と信じ込むようになる。霊能者の判断を他人が「間違い」と指摘することを彼らは許さない傾向がある。神のお告げを聞ける者たちは「自分を神の代弁者」と信じているので、そこに傲慢さが生まれやすいからだ。霊能者の判断に毎回神が降りているわけではなく、時にその判断は魔が降りた時に下される。霊能者はそうした闇と常に戦い、己を律せなければならないのだが、それを確実に行う霊能者と、暴走して魔に侵されていく霊能者に分かれていく。→本文を読む