妻の霊能力が芽生えた当初、この力が「病気を治す力がある」ことを私は知らなかった。ところが私はある日、妻とショッピング中に持病の「古典的片頭痛」が起こった。一時的に脳虚血が起こり、盲点が広がって前が見えなくなる。その時に私は妻に「なんとかしてくれ」と頼み、妻は私の頭に手を当ててくれた。そして10分後、見事に症状が消失した。頭痛もほとんどない。いつもなら拍動性の頭痛が数日続く。
このことがきっかけとなり「患者にも試してみよう」と私が提案した。私の医院には全国から難病ばかりが集まる。だから患者も「わらをもつかむ思い」で来院するので、患者たちは快く霊能治療を受けてくれた。 それ以来、私たちの難病治療の成績が飛躍的に向上した。が、一方で私はこの能力が何を意味するのかについて研究せざるを得なくなった。患者を難病から救うための研究である。→本文を読む