霊の世界観3)スウェデンボルグ(本文)

 スウェーデン人。本名、エマニュエル・スウェデンボルグ。数学・物理学・哲学・心理学などの分野で様々な業績をあげた18世紀の天才科学者。科学者であるにもかかわらず強力な霊能力を持ち、人生の後半の30年間、霊界の研究を行い多くの著書を残した。1772年3月29日、自分の予告した日に没する。
 初老期、彼がレストランで一人で食事をとっていると、突然ヘビやガマガエルなどが出現し、それが消えたと思うと人が現れ、「汝、あまりに食を過ごすなかれ」と言って消えていった。
 翌日の就眠時、再び人が現れ「われ、汝を人間死後の世界、霊の世界へともなわん。汝、そこで霊たちと交わり、その世界で見聞きしたることをありのままに記し、世の人々に伝えよ」と言い残す。それ以来、彼は幽体離脱ができるようになり、霊界と現世を行き来するようになり、霊界についての書を記すようになった。それまでは生粋の科学者だった。以下、彼の著書から要約。→次の本文を読む