除霊(本文)

 ゆきずりの霊は憑かれたとしても、ポジティブに生きていると勝手に離れて行く。自分を高めるキーワードは感謝、許し、満足、笑顔。
だが、基本的には霊の意志で特定の人を狙って憑いた場合、霊が自ら勝手に離れて行くことはない。この場合は除霊が必要になる。しかし、除霊は人間の力では難しい。神的な崇高な霊(意識体)によって力づくで追い出してもらうか、対話して成仏させるしかない。成仏させることは霊が「悟る」ことを意味しており、これはさらに難しい。
 特定の人を狙って取り憑いている霊には理由があるはずなので、その理由を解決しない限り、祓っても祓っても再びやってきて取り憑く。
 取り憑く理由を知ることはたやすいことではない。また取り憑く者が神格を持つ鬼神である場合、出て行っていただくことはかなり難しい。
 パワースポットに行き、一時的に霊を追い払っても、すぐに取り憑かれてしまう。3次元世界に住んでいる我々は、霊に狙われると逃げ場がない。
 奥山先生の場合、ご自身の守護神にお願いし、守護神に憑依霊を説得してもらい、納得した上で、憑依をやめていただくという方法をとる。この場合、憑依霊は恨みを持って執念深く患者に取り憑いて復讐しており、その恨みの原因を調べるために患者の前世を調べる。彼は守護神を光さまと呼んでおり、そのためこの手法を「光の前世療法」と呼ぶ。
 高い霊能力が備わっていないとできない療法であり、彼自身が極めて希少な人材(霊能者)である。密教の僧侶でも能力の極めて高い一部の者にしかできない。医師免許を持ち、これほど高い霊能力を備えている人材は世界を探してもめったにいないだろう。→次の本文を読む