量子論がどういう理論なのかは、後ほど述べるとして、その前に量子理論がこれまで歴史に名を残す科学者たちの理論を論破できるほど「次元の違う(高次元)理論」であることはなんとなく理解できると思う。そして現在の科学技術は量子論の発展にかかっていると言っても過言ではないほどに、量子論が重要なポジションにある。
多くの科学者たちは量子論を嘲笑して無視したいと思っているが、実際の生活に量子論が応用されて根付いているためにそれができないというジレンマがある。
実をいうと、ジレンマは科学者に限った話ではない。私たちでさえ量子論を知れば自分の信頼している世界が崩れる。それは学校教育により科学を学んできた私たちのプライドが量子論で打ち破られてしまうことを意味している。自分が信じているもの(科学)に対して「それは正しくない」と言われればあなたはどう思うだろう。バカにされたと思い憤慨するだろう。
学校で物理や化学を習ってきた人々が、「同時に数か所に存在する。距離を超えて影響し合う。壁をすり抜ける。」などの超自然現象を受け入れられるだろうか? 答えはわかっている。受け入れられない。
何度も言うがこれらは机上の空論ではない。実際に現在の科学技術にはすでに量子論が応用されている。それでも受け入れられないのは学校教育が国民の脳を占拠し、量子論が入る余地がないからである。
量子論を学ぶ前に、まず行わなければならないことは、学校教育が脳を占領している状態を解除することである。それは各々にとって著しくプライドが傷つく作業となる。 →次の本文を読む