生命は原始的な細胞一つをとってみても複雑難解な化学工場が立ち並び、人間の予測をはるかに超えた複雑な動きがあると量子力学者たちは推測している。よって、量子を医学に応用するには科学が稚拙なので、現在の科学レベルでそれは全く行われていない。
しかし、医学以外の分野では、量子力学は現在の半導体技術、電子機器の設計、GPS、携帯電話などの基礎力学となっており、世界的に認められ、かつ実用化されている最先端力学である。その量子は私たちの住む三次元世界では説明できないオカルト現症(同時に数か所に存在する粒子、距離を超えて影響し合う粒子、壁をすり抜ける粒子)を起こすことが判明している。
よって量子理論は間違いなく既存の科学を破壊する位置に立っている。それは学校の教科書も教育制度も、ひいては宗教や政治をも破壊しかねない力を持つ。が、それほど重要な位置づけにある量子論を、私たちは学ぶ機会を与えられていない。
いまや量子論は生物の世界に足を踏み込み始めた。臭いをかぎわけるシステム、渡り鳥が飛ぶ方向を間違えないシステム、光合成のシステムなどに量子力学的な仕組みが関わっていることが徐々に証明されてきた。それでも医学だけは量子論からの攻撃を受けずに済んでいる。科学という幼稚園児が量子という大学入試問題を解けないという理由において。量子医学は西洋医学との戦争・戦場の最前線に位置している。→本文を読む