量子医学 要約文(サマリー)

 以下に記述する要約文は本文の内容を30分の1程度に要約したものであるため、文章が飛躍しているように見えてしまい、そのためおもいつきや推論のように聞こえてしまうと思われる。しかし、そのほとんどは著者の自論ではなく、権威ある科学者たちの文献から引用したものである。その出典は本文に記載してある。詳細は本文を参考にしてほしい。

第1章 量子の立ち位置

 世間には量子論を知らない人が大部分であることに非常に驚かされる。多くの人は量子論を「空想的な理論」と思っている。だが、最先端の電子機器の発明には量子理論が応用されていて、「空想的」ではなく完全に実用化されている科学理論なのだ。→続きを読む

第2章 科学史から科学を読む

 科学史からわかることは、科学は生気論と機械論で紀元前から現在まで理論の戦いが起こっており、いまだにその紛争が解決していないこと。特に私たちが知らなければならないことは、20世紀に入ってからは生気論が巻き返してきたことだ。→続きを読む

第3章 量子医学と医学の違い

 量子力学は、「火のないところに火をつける」「距離が無限に離れていても瞬時に作用する」「同時に複数の場所に存在できる」と言った「魔法の世界の話」を実験で証明する科学。私たちは今のところ、こうした量子の世界が実在することを「高次元世界の実在」と解釈することしかできない。つまり学校で習った物理学が全く通じない世界と私たちは同居していることを量子力学は証明してしまった。 →続きを読む

第4章 科学ができない事

 科学ができないことは命を創ることと意識を持った人工知能を創ること。機械論者は反論しているが実際には成功していない。→続きを読む

第5章 ようこそ量子の世界へ

 量子力学は科学の常識をことごとく破り、人間の知識がかなり不完全であることを暴露し始めた。誰もが正しいと疑わない物理学さえ、素粒子が物理の法則に従わないことを証明した。当然ながら科学者たちは激怒した。→続きを読む

第6章 形態形成場

 一つの受精卵から細胞分裂を起こし、分裂した細胞が最上部なら頭や脳になって行き、最下部なら臀部や足になって行く。そうした魔法のような出来事は「各細胞に存在している遺伝子の情報だけでは絶対に起こらない」という当前の話が近年登場してきた。→続きを読む

第7章 生命場

 イエール大学医学部解剖学教授のハロルド・バーの生命場の研究は、医学に革命を起こす大発見だった。第5章・6章で述べてきた「細胞の外部にある高次元由来の設計図」の存在が臨床実験を通して証明されたような内容だったからだ。癌患者や精神障害者で圧電差が著しく変化することを証明した功績は大きい。 →続きを読む

第8章 超常現象とトリック

 命ある生き物は超常現象の宝庫である。アリが何メートルもあるアリ塚を作る、クモが誰にも教わらず蜘蛛の巣を作る、飼い犬が飼い主の帰宅時間に反応して行動するなど不思議なことだらけである。しかし、人間が不思議なことを起こすと「トリック」を疑われる。→続きを読む

第9章 医師が認めた神秘の医療

 医学部を経験していない一般の方は「医師が科学者である」ことを理解していないと思う。医師は臨床を行うので手術や救命救急のイメージが強いが、半分は医学研究に身を捧げる科学者である。だから病気や基礎医学を研究し、他の科学者と同様に論文を書き学会で発表することが義務化されている。その医師が医学を捨てて神秘なる力を研究するのは人生を賭けた一大決心なのだ。→続きを読む

第10章 宗教と科学

 ここでは、量子医学という奇蹟の医学があることを宣伝しているのではなく、科学的な治療法(西洋医学)が全てではないことを述べている。しかし、病気になった日本人はほぼ必ず医師を訪れ指示を仰ぐ。医師以外の意見を訊くことがほとんどない。→続きを読む

第11章 波動医学

 波動医学では「正常組織がもつ固有の波動が病気になるとその周波数が変化する」ことを利用し、そのずれを測定して病変部を診断したり、ペンデュラムやタウジングロッドを用いて病変部分を見つけ出したりして診断に用いる。また変化した周波数を種々の方法で修正、周波数で相性の良い食べ物や物質をみつけだし、治療に応用する20世紀に誕生した新しい医学である。→続きを読む

第12章 密教

 密教は高次元世界の教えであり、私たちが住んでいる3次元世界の話ではない。そもそも3次元に住んでいる私たちに高次元世界を理解できるはずがない。だが、理解できるはずがない密教が最近にわかに注目を集めるようになった理由は量子力学の台頭にある。→続きを読む

第13章 チベット医学

 チベット医学はチベット自治区が認定し、WHO(世界保健機構)も認めている公的な医療機関であるが、霊障専門の医学である。私たちはまず、このような「病気の原因として霊があることを公式に認めている国(自治区)があること」に驚き、そしてWHOもそれを認めていることにさらに驚く必要がある。→続きを読む

第14章 霊障医学

 霊体は霊体に取り憑くことができる。他の霊体が取り憑くと、元の霊体の性質が変化する。たくさんの霊に取り憑かれれば元霊体の体質までもが変化を起こす。それは、おそらく生命場や形態形成場が取り憑かれた霊によって変化を起こすからだと思われる。→続きを読む

第15章 霊能力者たちの苦悩

霊体が憑依することにより様々な病気が発生することをこれまで学んできた。霊体の憑依は生命場や形態形成場を乱す。それならば霊体の正体、霊界の仕組みを知ることが健康な体でいるために必要であることがわかる。だが、霊界の情報は霊能者の意見を訊く以外に知る方法がない。そこで霊界について記述されている著書を集め、霊能者たちの見解をまとめて考察することにした。 →続きを読む

第16章 生霊による霊障

 私たち生きている人間も霊体である。そして驚くことに私たちは自身の霊体を分割して生霊をこしらえ、その魂を誰かに飛ばしてしまうことができるらしい。生霊を飛ばしていることの自覚は本人にはないが、相手に対して強い恨みを抱くとそのようなことが起こると言われている。→続きを読む

第17章 罰と支配と闇

 病気を治す高次元エネルギーが存在するということの裏の意味は、「病気や死をもたらす高次元エネルギーが存在している」という意味になる。だが、多くの僧侶や霊能者たちはそのことに関して硬く口を閉ざしてきた。→続きを読む

第18章 高次元思考