量子の立ち位置要約

 世間には量子論を知らない人が大部分であることに非常に驚かされる。多くの人は量子論を「空想的な理論」と思っている。だが、最先端の電子機器の発明には量子理論が応用されていて、「空想的」ではなく完全に実用化されている科学理論なのだ。
 では、量子論って何?と蓋を開けて見ると驚く。その理由はこれまでの科学理論が全く通用しない世界だからだ。「通用しない」とは、私たちが信じている科学理論が適用されない高次元世界の存在を意味する。特に生物学、医学、薬学など、実用科学が真実からかけはなれている可能性を、量子論はうきぼりにし始めた。なぜならばこれらの実用科学は高次元世界からの影響など全くないことを前提として成り立っているからだ。
 特に自然科学者たちが生物に量子論を適用して考えることに猛反発しており、彼らは「常温では量子理論は成り立たない」と徹底抗戦している。が、次々と常温でも量子論が成り立つことが証明されてしまい、猛反発の勢いが弱まってきている。よって将来的に量子論が医学や生物学の考え方を根底から崩していくことはほぼ間違いない。
 量子論は科学史を大きく塗り替える一大事件を勃発させている。そのことを世間の方々が知らないことに大きな問題がある。
 科学が覆される時、政治的・経済的な変革が起こる。量子論が時代に変革を起こし、今は過渡期であることを述べておく。過渡期であるがゆえに、医学を過信することは危険である。