案外、生き物が超常現象の宝庫であることを知らない人が多い。主人の帰宅時期を察する犬の話、どんなに遠くまで連れて行っても必ず巣に帰ってくるハト、巨大なアリ塚を作るアリ、地震を予知する動物などなど、生き物はたやすく超常現象を起こす。
現在、機械論で凝り固まった科学者が世を支配している。支配の裏には「出る杭を打つ」という武力が必ず存在している。出る杭とは何か? それは超常現象である。科学を超えた現象の存在を握りつぶし、科学が万能で、科学なしでは何事も解決しないと民衆を信じ込ませることが国家レベルの最重要課題となっている。そして超常現象を信じている人の数は多くない。つまり国家的戦略は戦後の日本において大成功している。→本文を読む