チベット医学では目診(舌・尿)、触診(脈)、問診で診断を行う。西洋医学とは全く別次元の診断であり比較の対象とならない。チベット医学で診ているものは3次元世界の現症ではなく、生命場や形態形成場など、目には見えない高次元のエネルギーの流れを診ている。つまり高次元世界のエネルギーの変化に特有な「3次元世界の肉体に現れる兆候」を診ている。3体液のバランスの崩れを看破するのが彼らの技術である。
脈診:彼らは脈を用いて7つの吉兆を予見できるため「驚異の脈診」と呼ばれる。単に脈を診ているわけではなく、おそらく共鳴を利用している。それは指の母指側、小指側を使って左右合計12か所の部位で脈を計ることから推測できる。どの指のどの部位を用いて脈を診るかで各種臓器を診断していくことができる。当然ではあるが、診断能力は手先の感覚だけでなく霊能力に依存するだろう(彼らはそうは言わないかもしれないが)。
尿診、舌診は省略する。が、興味を持った方はチベット医学の本を購入されたい。→次の本文を読む