チベット医学では病の根源は心・魂・意識体であると断言しており、原因は高次元世界に由来するエネルギーの流れにあると考えている。その主病因を増大・集積・出現させる因子として3次元世界の現象や生活習慣を掲げている。再度言うが、西洋医学や一般的な健康に関する講義内容と発想が真逆である。私たちは一般的に食生活や衣食住が主病因と考えるが、チベット医学では、それらは主ではなく補助因となる。
チベット医学は西洋医学が全く手薄である食生活、性生活、日常生活、社会生活、気温・季節・湿度、そして心の持ち方まであらゆる細部を指導できる医学と言える。西洋医学の研究が全く進んでいない分野に特化し、これだけ系統だって研究していることに驚くばかりである。→本文を読む