「バルド・ドエ・ドル:パドマサンババ著」には「死に続く中間的状態(臨死状態)」を次のように記している。
原始的な民間伝承でも神学的な思索でもない。それは神、霊、悪魔のような超自然的存在の出現に関わるのではなく、観想の創造的な段階で作りだされる。心の内的経過、体験、状態の可視的な投影に関わっている。」とし、訓練や修業で作りだせると。これを喚起することで人を死の恐怖から守っている。解脱の呼びかけに心の準備をし、内的な目を開いている者のみが解放の光景を見ることができるとある。輪廻から解脱する(涅槃を得る)ために必要なのだそうだ。 もし、人間界にいる間にこれらの神的具現化の像を観想したなら、彼らを認知し解脱を得る。つまり生きている間に臨死の世界を観想できる者は解脱できると述べており、霊能者は解脱のチャンスに恵まれていると言える。→次の本文を読む