第13章はじめに(要約)

これまで私たちが学んだことは身体に起こる病気には目に見えない高次元世界のエネルギーが関与しているということ。このことに同意できない方は西洋医学の幻影に惑わされ続けるしかなく、これ以上の講義は無駄であろう。ここから先の解説は「病気が高次元世界のエネルギーによって発症する」ことを前提とした理論となる。
 チベット医学は前章で紹介した密教から派生した医学であるから西洋医学からかなり飛躍している。飛躍の理由はチベット医学が「高次元世界のエネルギーによって起こる病気専門の医学」だからだ。約1200年の歴史を持ち、西洋医学と比べられないほど長い歴史がある伝統医療である。今でもチベット医学の医師は各県で1名しかなることができない狭き門である。→本文を読む