科学によって洗脳されている人々に「絶対にやってはいけないこと」がある。それは科学を非難することである。科学の洗脳を解除できるのは科学の力のみである。だから科学を非難した時点で「洗脳の解除のための治療薬」を失うことになる。
世界中の民が科学に洗脳されている。それは「科学的であれば洗脳してもよい」というルールがあるからなのだ。学校教育はそのルールにのっとっている。宗教団体は科学を用いず、「教義を信じなさい」と述べることで洗脳を解こうとする。だからこそ解けないし広まらない。
昨今、宗教家たちが科学をバカにするような発言が多いが、それは世を改革することの近道ではあり得ない。人類全体を改革しようとするならば、科学は不可欠であり、科学をもっと敬わなければならない。真実を語ろうと思う者は科学を用いて科学の嘘を証明しなければならない。この法則は人間史を見てきても崩れたためしがない。神や仏の世界を説こうとする者たちはとかくこのルールを無視する。神や仏の世界は真実に近いと私は個人的に思っているが、しかし、それを可能な限り科学的に説明できた方が人類を救えると私は考える。→本文を読む