科学で何がわかっていないのかを認識する(要約)

 学校教育では科学が何を解明できていて、何を解明できていないのかを理解するチャンスがない。例えば理科の授業では「でんぷんがアミラーゼで分解されて麦芽糖になる」と習う。しかしながら、アミラーゼがどのような手法をとってでんぷんを麦芽糖に分解するのかがわかっていない。いや、わかっていないことをわかっているのは量子力学者だけである。最近になってようやく酵素による分解には量子力学的な摩訶不思議な効果が働いていると推測されるようになったのだ。
 量子力学者だけが消化酵素が食べ物を分解する仕組みがわかっていないことをわかっている。このように科学の歴史が進むにつれてわかっていないという事実がわかるようになっていく。→要約できないのでぜひ本文をお読みください