上記のアレクシー・カレルの著書に言及し、祈りの力を確信し、自然医学で難病治療を行っている小松健治先生の理論を、彼の著書「医者が学んだ祈りの力」を参考に解説する。彼は既成の自然科学や西洋医学を中心とした「科学的常識」を超えたものが存在していることを認めている。 さて、彼もまた「地球自体、宇宙全体が持っているエネルギーで自然治癒力が生まれる」「祈りに通じる心、気、あきらめない心、日常生活の改善でどんな病気も治る可能性がある」「魂を磨くことで幸せになれる」と主張し、密教的な世界観を持っているようである。密教の理論がどういうものであるかは後で解説するが、真実を見ようとした医師たちの多くの考え方が密教の理論と結局は通じていることに驚きを隠せない。→本文を読む