生命場の研究の将来

 生命場の計測法はいたって簡単で器具にもお金はあまりかからない。医療関係者でなくとも素人でも計測ができる。そして個人個人が電位差を毎日記録につけて行けば占星術よりもタロットよりも正確無比なバイオリズムがわかるだろう。
 さらに、手間暇がかかり苦痛を伴い、予防学的に不確実ながん検診でさえ、この電位計測にとって代わられる可能性もある。精神的な異常も数値で表すことができ、社会復帰の目安にすることもできるであろう。つまり、電位計測の恩恵は計り知れない。安い・早い・確実の三拍子がそろっている。
 そして、著者のバーは並々ならぬ研究をし、イカサマではなく客観的データを示し、その有用性を発表した。が、結果はご覧の通り、米国ではほとんど無視され、米国の敵国であるドイツとロシアでは発展した。日本では生命場という言葉さえ知る人がいないレベルの普及率。そして、こうした生命場を利用した計測器であるメタトロンやレヨコンプは、科学的な検証がすでになされていることを知らない自称科学者たちによって「トンデモ科学」と呼ばれ、猛烈な非難を受けている。ぜひこれを読んでいる方々は驚いてほしい。これほど有用な研究が無視され、かつ非難を浴びている現状に。
 生命場の概念は機械論の代表である医学をコケにしてしまっている。つまり、生命場の普及は医学への痛烈な批判となり、医学産業、上層階級の支配する経済社会、国家の保守派が崩壊する起爆剤となる。それを避けるように生命場の研究は打ち切られてしまったと言えるだろう。
 著者のバーは次のように述べている。
「内分泌の機能、その他の生理学的特性からは説明できない何かがそこ(生命場)にみられる。化学反応というものはその起源が何であれ、行動の結果であって原因ではない。」と。
 これは人間の病気や行動を化学反応で制御しようとしている医学・薬学への痛烈な批判になっている。すなわち、医学産業を根底から覆しかねない発言である。
 この発言を医学部の教授が堂々と述べることは極めて問題になるだろう。だから本書が発行されたのは1972年であり、バー氏が死去する1年前だった。この世を去ることを悟ったタイミングで出版されている。
 ところが、メタトロンやレヨコンプの日本内での普及により、生命場の考え方が最近になり一部の国で普及し始めた。水面下なのでマスコミも政府も米国もこれを阻止しようがない。私はこの動向をしばらく静観させていただく。出るタイミングを間違えば、打たれてしまうだろう。が、そのタイミングが来るのはそう遠くないと感じる。→次の本文を読む