生命場の発展的考察(本文)

 生物には目に見えない生命場というある種の設計図をまとっており、それが存在することを電位差という形で証明することができる。電位が正常から著しく逸脱するところに、外傷・悪性腫瘍・精神疾患などが存在し、生命場と成長・分化は密接な関係があることがわかった。そして、その生命場は地球の生命場の変化の影響を受ける。当然ながら地球の生命場は宇宙の生命場の影響を受ける。つまり、上位の生命場は下位の生命場を思い通りに変化させることのできる「上級権力」だとも言える。
 ミトコンドリアは細胞レベルの命令に生命場の変化の影響を受け、細胞は組織レベルの生命場の変化の影響を受け、組織は臓器レベルの生命場の変化の影響を受ける。同様に人間もその上位権力の生命場に動かされているだろう。
 ロシアの天文学者チェイエフスキー教授が1926年に黒点と人間行動の関連性を示した論文があるように、地球外部のエネルギーが人間に及ぼす影響を考えなければならないかもしれない。
 場の存在に気付いた科学者は、ほぼ必ず密教の曼荼羅のような(上位の生命場があるとする)思考を持つことになる。密教がどのような学問なのかは後の章で示す。→次の本文を読む