波動医学はマシーンの発展と霊能力(超能力)の実用化という二つの路線を走っている。そして機械文明と精神世界の融合である。しかし、融合であるということはすなわち、科学では解明できない高次元世界の存在を肯定していかなければならないという壁に突き当たる。
ここまでは、「病気を治す方法」として医学以外に、量子力学的なエネルギーの調整という方法があることを示してきた。最近ではそれらを波動医学と呼ぶ傾向にある。
しかし、逆も真なり。私たちが済むこの三次元世界には人々を病気にさせるエネルギーがあることが確定する。病気にさせるエネルギーというと、紫外線、放射線、電磁波などを想像するが、そうではない。生命場、形態形成場のような「目に見えない世界、高次元世界のエネルギー」が存在すると推測してほしい。それは早い話が呪い、祟り、生霊という呼び名に変換できるかもしれない。
科学の進歩は、そういった高次元エネルギーが存在することを想定しなければつじつまがあわないという領域にまで足を踏み入れた。それが量子医学である。そして波動医学であろうが西洋医学であろうが、医学を追究すれば、いつか必ず密教の世界観とつながる。→本文を読む