製品化されている機械から発生させる波動は純粋な電磁波である。自然界に存在する氣のエネルギーはいろんな波動のハーモニーであるが、機械からは単調な電磁波が出力される。両者は周波数が同じでも異なる波である。同じドの音でもギターのド、ピアノのド、トランペットのド、男性声のド、女性声のド・・・というように波形は異なる。が、周波数を出力する機械は、そうした複雑さを失っている。
波動の転写もそうであり、受信機と送信機の限界を超えた複雑で緻密な波動は全てカットされ、必ず人工的な波動となる。所詮、今の科学で作った波動器具は、今の科学で解明されている波しか出力できない。
例えると、コンサートホールで聞く生のオペラの声が、AMラジオではだみ声にしか聞こえないようなものである。オペラとだみ声では大差がある。が、私たちは波動器具を使う時、必ず一部をカットされた波を利用しているという意識を持たなければならない。
例えばCDで聞く音楽は44.1kHz以上の周波数は全てカットされる。生で聞く音と比べて質感が変わっている。
人工的な電磁波は必ずどこか体に不調を起こす。癌を治すことのできる波動でさえ、よいことばかりではなく副作用が必ずある。今は症例数が少なすぎて副作用報告がなされていないだけだと考える。
特に鉱物から発せられる波動は鉱物が精製されていればいるほど波動が単一になり電磁波公害の源になる可能性がある。治療としてたまに鉱物の波動を浴びるのであれば問題は少ない。しかし、ブレスレッドやネックレスのように毎日身に着けているのであれば副作用が出現することも考える。岩盤浴は単一の波動ではないが、鉱物という無機質な波動であるため、これも長時間浴びすぎると体に不調を起こすだろう。
どんな医療も、成果が上がった時は皆が有頂天になり、副作用やリスクを全く考えずに広めて行く。そして広まればその後に必ず副作用報告がなされる。だから波動系医療機器でさえ無害ではない。有頂天になるとしっぺ返しがある。
3次元世界に住んでいては4次元、5次元の波動を取り扱えない。よって3次元世界の機械で出力する波動には限界がある。
転送装置で送信できる波動は電気信号(電磁波)で送信するため、複雑な波動を転送できないと考えるべきである。
よって大自然(宇宙)からの波動、神仏からの波動、祈りの波動、霊能力などの波動エネルギーと比較すると人工的な波動は、その融通性、可能性、広域性、安全性は劣るだろう。
しかし、それが治療効果の低下につながるとは限らない。機械を通して作られた波動は無機的であるが、相性が合えばピンポイントに抜群の効果を発揮することもあるだろう。しかも、祈りや霊能力は能力者にしかできないが、波動機器は誰にでも扱える。そのコストパフォーマンスは高い。人類全体に貢献できるのは祈りや霊能力よりも圧倒的に波動機器の方である。→次の本文を読む