中島俊樹氏は水中にある超微粒子がソマチッドである可能性を述べている。また、高尾征治氏はソマチッドが量子水(気)に相当すると述べている。彼らの仮説はホメオパシー仮説に通じており、水が情報や命令波動を運ぶことができるという理論に行きつく。彼らの理論もまた、生命場や形態形成場の理論と重なる部分が多い。が、粒子がその役割をしていると考えている点に理論の脆弱性がある。生物学的に考えると、場や気は管理システムの上で成り立っている。
例えば細胞を管理する場は組織レベルに存在し、組織を管理する場は臓器レベルに存在し、臓器を管理する場が自律神経(脊髄)レベルに存在し、自律神経レベルを管理する場が脳に存在する…というように場は多重次元構造をとるという考えが理論整然としている。ところが、水や血液やDNAに場の全てが存在するといった「局在説(一次元説)」はどう考えても無理があるように私には思える。気(場)は確かに水や血液に存在するかもしれないが、それは多重次元構造のうちの一つの次元を指しているに過ぎないと私は考える。ソマチッド、12重DNA、水分子、気、エーテル体、アストラル体、オーラ―、チャクラ、生命場、形態形成場などは、全て多重次元に存在する場(気)のことを述べているのだと思う。学者たちは、一次元的に考えるからつじつまが合わなくなるだけであると私は思う。
小松先生は前述したカレル博士のルルドの泉の内容を肯定しており、水の持つ大きな力が祈りのエネルギーと深く関わっていると述べている。
気を含ませた水による治療はホメオパシーと呼ばれ、それを砂糖玉にしたアメを治療薬としてドイツ人医師ハーネマンによって世界に広まった。最近の日本ではこれまでほとんど表に出ることがなかったホメオパシーが医療関係者の間で急速に広がり、日本医師会や日本医学会があからさまに嫌悪感を示している。レメディーとは、植物、動物組織、鉱物などを水で100倍希釈して振盪(しんとう)する作業を10数回から30回程度繰り返して作った水を、砂糖玉に浸み込ませたものです(日本医学会HPより)。彼らは「医療関係者がホメオパシーを治療に使用することは認められません。」と主張し、使用した医師は学会や医師会から除名するといわんばかりに脅している。
一方世界では医学会で批判・否定をしているにもかかわらず、ホメオパシー治療は広がっている。世界の医師たちが口をそろえて否定しているにもかかわらず広がるということは、どちらが光でどちらが闇なのかを考えさせられてしまう。
新生児メレナに対して助産婦がこれを救うためにホメオパシーを用いて死亡させてしまった事件が起こったが、この事実を契機にこの治療法を撲滅させようと医師たちが動いたが、成功していない。
また、医師たちは、ホメオパシーが無効であるとする論文を発表したのだが、WHO(世界保健機構)は治療効果については「言及しない」ことにして、ホメオパシーを暗に認める方向に動いているため、世界中の医師たちはさらに苛立っている。WHOは医師の不当な圧力に屈せず、公正な判断で人類を救おうという意志が働いており世界の情勢を理解しているように思える。医学は王者であるので他の治療を研究することなく、否定して潰そうとすることが常である。が、全ての国の全ての治療を観察調査しているWHOはそうした医師の力に屈しない。これからもWHOがそうである保証はない(圧力に屈する時もあるだろう)が、私は正義への信念で今の状態を継続してほしいと願っている。→次の本文を読む