人は死後数日間自分の肉体に留まる。その後導きの霊がやってきて彼を精霊界(人間の世と霊界の中間的な存在)へと誘導する。しばらくすると彼は精霊としての眼力が開花して精霊の世界が見えるようになってくる。精霊界は人間界と似ているので死んだことに気づかない場合もある。また、死んでいるのに精霊として生きていることに驚愕(死は無と教育されたため)している霊もいる。精霊界から霊界へ行くとき、家族といえどもバラバラになる。所属団体が無数にあり、それぞれ自分に合う場所に行くため。
精霊界では少しずつ現世の記憶が薄れて行く。霊界では現世の記憶を不純物と呼び、霊の進歩の邪魔になるという。その代わり霊的な能力が身につくようになる。同時に人間界の表面上の理性が除去されていき、本性が丸出しになり顔つきが変わっていく。→次の本文を読む