松果体仮説(本文)

 整形外科医師、米国カイロプラクターの資格を持つ松久正先生の松果体仮説について「松果体革命」を参考に解説する。彼は人間の持つ霊能力を目覚めさせる方法を松果体という脳内の器官になぞらえてアドバイスしている。松果体は高次元意識体(宇宙)とつながるための重要な器官であると説いている。
「ニューメキシコ大学の精神科のストラスマン教授が、DMT(ジメチルトリプタミン)という幻覚剤を60人の被験者に400回以上静脈注射で投薬したところ、被験者の半数近くが地球外生物に遭遇したと訴えたことを報告した。ストラスマンは、人間の脳内にある松果体においてDMTが神経伝達物質の一種として生産され、宗教的な神秘体験や臨死体験と関連しているという推論を唱えている。(wikipediaより)」とのことである。が、松果体からDMTが分泌されているというのは単に推論である。
 松果体は哲学者のデカルトが「この世界には物質と精神という根本的に異なる2つの実体があるとし、その両者が松果体を通じて相互作用するとした。」と考えたことが発端となり注目を浴びた。デカルトは松果体の研究に時間を費やし、そこを「魂のありか」と呼んだ。 
 松果体に関するほかの理論としては、流体を放出するバルブとして働いているというものがあった。手を頭に当てて思索を行うと、そのバルブを開くことができると考えられていた。松果体は眠っている器官であり、目覚めるとテレパシーが使えるようになると信じる人もいる(wikipediaより)。
 松久先生はこれらの推論を発展させて持論を展開している。飛躍した推論を元にした独自の推論であるため科学的な論文ではない。
 松久先生はアレクシー・カレルと同様に「奇蹟の治療を目の当たりにしたことを否定せずに認めた」医師の一人に違いない。カレルの一生を見ればわかるが、医師が魂や宇宙・神との交流、テレパシーなどに言及することは極めてリスキーである。その領域に足を踏み入れた医師は、そのパフォーマンスはどうであれ自己犠牲を伴うため尊敬に値する。
 ここでは松久先生の理論を元に、量子力学や形態形成場の理論との共通性を見いだしていくことにする。→次の本文を読む