5-2.でジョンジョー・マクファデンが述べていた「弱い電磁場」を思いでしてほしい。「弱い電磁場は生体系に驚くべき効果を与えることが示されて来た。それは線虫の成長を促進するというものから、遺伝子の発現レベルを変える。細胞のアポトーシスを防ぐというものまである。」と。
彼の言う弱い電磁場と形態形成場はおそらく同じものを想定している。彼の言う「弱い電磁場」で成長を促進させたり、アポトーシスを防いで長寿化させたりなどの信じられないような現象を起こせる可能性があるのだ。しかし、形態形成場はおそらく、時空を超えた発想がなければ解明できないと思われ、弱い電磁波というのは、形態形成場の一つの側面でしかないと私は思う。
だが、重要なことは、今はまだオカルトと呼ばれる場の理論が、量子力学を介してつながり始めているということ。決して彼らがトンデモ科学者なのではなく、なんとなく共通した知識を持ち始めているということ。
この形態形成場の概念は高次元世界の存在の発想となり、さらには高次元世界の一部が霊界であるという考え方につながっている。「霊」という言葉が出ただけで一部の方が拒絶反応を示すが、拒絶するくらいなら、まず敵を知ってからでも遅くない。批判も歓迎する。だからこの論文を最後まで読み進めてほしい。
場の概念は今後、徹底的に糾弾されることが予想されており、学校教育が迷走する時代に突入する。その迷走から次世代の子供たちをどう守ってあげられるかを考えることが、本当はもっとも大切なことなのだと私は思う。→次の本文を読む