宗教の悪影響(本文)

 宗教は「教えに人を従わせる」ことなので、教えが真実からかけ離れていたり、意図的に誰かに都合よく作り替えられたりすると悪影響が出る。以下に宗教がもたらす悪影響を挙げる。

1、一つの教義に従わせることで他の教義に耳を貸さなくなる(排他)

2、教義を正しいと信じ、現状が悪化しても最後まで信じ続ける(妄信)

3、非真実を真実であると信じるがゆえに現実・真実とのギャップが出る(現実乖離)

4、教義以外の方法では不安になり、教義以外の方法を試そうとしなくなる(依存)

5、打開策は教義の中に必ずあると信じる(視野狭窄)

6、教えを悪く言う者を敵とみなし攻撃の対象となる(過剰防衛)

7、教えと異なる意見でプライドが著しく傷つく(プライドの上昇)

8、教えが全てであり絶対であると信じる(入植)

9、教義の間違いを薄々感じても正しいと思い込もうとする(執着)

10、信じていると思い込まされているが、実際は従っている(被支配)宗教には上記の精神作用が伴う。これは教えに従ったために得られる秩序とその代償である。

 日本人は今、科学以外の言葉に耳を貸さず、科学をけなせば怒り、科学で全てを解決しようとする。これが科学が宗教である証拠となっている。→次の本文を読む