太古の霊は言った。10万年前か100万年前かはわからないが、太古の人々は霊界に関して現代人よりもはるかに理解していたと。時代が進むにしたがい、物質的なこと、表面上の学問にとらわれるようになり、霊界を理解しなくなった。太古は黄金時代、次が青銅時代、今は鉄時代と彼は呼んでいる。
地獄に行く精霊は現世に生きていたとき、物質的欲望、色欲、世間的名誉欲、支配欲などの、人間の表面的感覚を喜ばすことばかりに心を用い、霊的な事柄を極端にないがしろにした者である。彼らの生命の源は自身の欲望である。彼らは常に他の霊を支配、虐待、なぶりものにすることを自分の喜びとする。
地獄界は地下へ進むにつれて三つの世界があり、最下層には恐ろしい醜態で凶暴さに満ちた者たちの巣窟となっている。しかし彼らには生気がない。この世界のいたるところでリンチが行われている。霊界と地獄界は正負がつりあっていて、どちらかの存在がなくなっても存続できない。 霊的な霊流の窓の開き具合が彼の住む死後の世界を決める。人間だったときの生涯においてどれだけ霊的な心を開いたかという結果。知識や学問が立派であるということは関係ない。→次の本文を読む