医学と量子医学の脳に対する見解の相違(要約)

  医学は脳の仕組みはトランジスタが千億コ以上集まった巨大なコンピューター回路のようなものだと考えている。一つの脳細胞がタコ足のように突起を伸ばし、その突起が数千個のシナプス(他の脳細胞との接続部分の隙間のことをいう)を持つと言われる。つまりシナプスの数は数百兆と言われる。
 一方、量子論者は「脳は想像を絶する複雑さを持っている」と述べ、シナプスがスイッチのオンオフという単純な動きをしているという考え方をあざけり笑っている。ロジャー・ペンローズは量子力学的なもつれを利用して脳が意識というものを作り上げているという理論を打ち立てた(マイクロチューブル仮説)。
 量子論が正しいとすれば、一つのシナプスには何百、何千というスイッチが存在していて、その数は数百兆の数千倍となる。医学はその何千もあるスイッチを薬剤で大元のブレーカーをオンオフしてしまう。それはあまりにも乱雑で幼稚すぎる。→本文を読む