医学がどれほど量子学を嫌っているか(本文)

 ためしに量子論をwikiペディアで調べて見ても量子医学という名前がない。あるのは量子力学、量子統計力学、量子電磁力学、量子色力学、量子重力、量子エレクトロニクス、量子光学、量子化学、量子生物学、量子脳力学、量子情報科学、量子工学、量子材料工学、量子コンピュータ、量子暗号である。
 これらは科学者たちの戦争の跡を見ている。量子と名のつく分野が存在している理由は、「量子をオカルト扱いする科学者vs量子論者の戦争」において、量子論者が勝利を収めた地域という意味となる。量子という国家が少しずつその領土を広げている。つまり、オカルト話が科学の領域を侵略してきたことを意味する。
 そこに量子医学という単語がいまだに存在していない理由は、医学という領土には量子が足を踏み込めていないことを表している。つまり医学は桁違いに強大で砦が半端なくでかい。
 量子医学をネット検索すると、医師たちから「トンデモ話、詐欺」のように扱って袋叩きにされていることがよくわかる。その抵抗・反抗・憎悪はすさまじい。力学・エレクトロニクス・コンピューターなどの分野が量子に白旗をあげ、量子論を認め、量子分野の研究がノーベル賞を続々と獲得しているが、医学だけは量子を取り入れていない。医学だけが科学から取り残されているのである。理由はそこに莫大な利権があるからだろう。→次の本文を読む