亜空間の考え方(本文)

 3次元と4次元の間にも別の空間があると私は推測してしまう。それを亜空間と呼ぼう。ここではその亜空間について述べたい。
 私の妻にはたまに私の母親の霊が降りてくる。夫婦喧嘩をしたときに仲裁のために降りてくる。そして私の母はいつも私に的確なアドバイスをしてくれる。つい先日は母が「あんたらには黒いもんが憑いとる。あれはヘビやなあ。」と教えてくれた。つまり、ヘビの霊に憑依されて夫婦喧嘩がエキサイトしていたと説明してくれた。こういうアドバイスができる理由は、母の霊体からは私たちの世界が丸見えであるからだと理解できる。どこにいても、家の中でも外でも丸見えである理由は一つしかない。母の霊が私たちの3次元世界よりも高い次元の世界だからだ。それ以外に説明はつけられない。そして私たちに見えない高次元の霊体が母には見える。だから私は母のアドバイスにはいつも素直に従うのだ。
 さて、私の母の霊から見ると、私たちの肉体が見え、私たちの霊体も重なって見えているだろう(妻の話によると重なっていない時もあるらしい)。私たちが気絶している時に霊界を旅できるかというとそれもできない。が、幽体離脱して動き回ることができる場合もあるらしい。
 これらの話を総合すると、私たちの霊体は3次元世界に存在しているとは言えない。だが、母たちの世界に存在しているわけでもない。この二つから、私たちの霊体は3次元世界でも霊界でもない他の次元世界に存在していることになる。つまり、3次元世界と霊界の間に亜空間があることはまず間違いない。ということは、この世に命を授かった者の魂は一旦亜空間に幽閉されることになる。母たちからはそれが見えるわけだから、母の住む次元は亜空間よりも高い次元であることは確実である。
 そして亜空間がどこか遠くにあるのではなく、3次元世界に溶け込んで重なって存在している。その理由は幽体離脱をした時に、自分自身の姿が見え、3次元世界を別の視点から見ることができるからだ。離脱すると他の世界が見えるのなら、亜空間が別のところに存在していることになるが、離脱しても見える情景が同じなら、それは亜空間が3次元世界と重なっていることになる。スウェーデンボルグが言う精霊界が亜空間なのかもしれない。→次の本文を読む