チベット医学では「3体液のバランスがとれている状態では病が潜伏状態にある」としている。この定義は非常に意味が深い。病気は内在し、いつでも自爆スイッチが入るようになっているということになる。私たちは肉体という3次元世界の物理道具(武器)を与えられるかわりに、その武器で無謀なことをすると体が爆発する(病になる)仕組みになっている。 その爆弾のスイッチは3つの体液の天秤のようになっており、天秤が傾くと起爆スイッチが入る。「病気にかかる」のではなく、「病気は内在」されている。人生は「傾くと起爆するバランス台(健康基盤)の上で生活すること」というわけだ。そして、バランスを保つのが「心の在り方」だという。→本文を読む