ペンデュラム(要約)

 オーリングの感度を高くしたものがペンデュラムと考えてよいだろう。紐と重錘で作った振り子で、その触れ方で診断や判定を下す。良いか悪いかという単純な答えを出すだけではなく、「何がいけないのか」「どこが悪いのか?」「行くべきか引くべきか」などの意思決定にも用いられる。
ペンデュラムやダウジングはオカルトの領域を脱することのできない非科学的な手法である。ドイツではすでに癌治療に応用している医師が少なくないことが「有効である証拠」としてよいだろう。
 ペンデュラムを用いた診断は「西洋医学ではわかり得ないこと」までわかってしまう。それは癌になりかかっている微細な組織がどこに存在するか?やテロメア(遺伝子における塩基配列の繰り返し。テロメアが短いと細胞が癌化しやすい)の長さを判断するなど、医学的にありえないことを診断する。
 「医師が占い師のまねごとをしている」と、ショックを受けるのではなく、医師がペンデュラムを診断に有用とみなすほど、成果が上がっていることに驚くべきである。→本文を読む