ソマチッド理論の抗がん剤の帰依法(要約)

 この理論はガスト・ネサンというフランス人科学者が提唱した。ソマチッドとはネサンが植物の樹液の中から細胞よりもはるかに小さな生殖する有機体を発見。人体内のソマチッドは、赤血球を介してゼラチン状の物質が飛び出し、固まってソマチッドに変わっていき次々と生まれる。ソマチッド理論はしばしば千島学説(生物学者千島喜久男が提唱した赤血球が体細胞の母体であるという説)と関連付けられる。
 ネサンはソマチッドの観察で癌細胞の形態が回復する薬草を見つけ癌治療薬714-Xを開発。人を治すための研究はこのように実践が中心であるべきだろう。しかしネサンは癌治療薬を開発したために弾圧を受け、祖国フランスを追われ、カナダに亡命した。出る杭は叩かれるのである。→本文を読む