オーリング(本文)

 人間の臓器やツボ(経穴)の周波数を調べ、周波数の調整し、共鳴を利用して自分の体に適するもの・適さないもの、を調べるというようなことは、最近ではメタトロンやレヨコンプなどの機械で行えるようになった。
 しかし、そのような技術は機械ではなく、人体でも行われる。オーリングもその一つである。O-リング・テストは1993年に米国特許庁から特許を承認され、普遍的知的所有権として認められている。
 患者が手の指で輪(O-リング)を作り、診断者も指で輪を作って患者の指の輪を引っ張り、輪が離れるかどうかで診断する。この時、患者の体の異常がある部分を触ったり、患者の空いたほうの手で有害な薬や食物を持つと、患者の指の力が弱まりO-リングが開く、とされる。体に悪い物質を特定したり、アレルゲンを見つけ出したり、指圧と併用して体の病気部分や初期癌の部分の発見に用いられる。
 有害なもの、効果のない薬、悪い場所の指圧、などでオーリングが開くとされている。体内に異物を埋め込むインプラントの材料が体に合うかどうかのマッチングなどに用いられている。
 原理は解明されていないが共鳴磁場が影響を及ぼしていると考えられているため、波動医学の範疇として紹介した(科学的根拠はない)。
 訓練された人間が、他の電磁波を受けない環境で、精神的に安定し、霊に憑依されておらず、体調がよい、季節や天候、気温、時間帯などの条件がそろっていれば正確な診断が行えると思われる。しかし、人間が行う診断の場合、条件がそろうことは難しく、不確定要素(変数)が多すぎてそれらを排除しきれず、診断精度が下がる。
 しかし、このテストに特許をとることの意味が私にはわからない。政府に理論を認めさせたことを証明するための特許だろうか? 商売に使うなという意味だろうか? そもそも料理に特許がとれないのと同様の理由でオーリングに特許などとれるはずがないし、とっても意味がないと思うのだが…米国の仕組みには謎が多い。→次の本文を読む