ようこそ量子の世界へ要約

 量子力学は科学の常識をことごとく破り、人間の知識がかなり不完全であることを暴露し始めた。誰もが正しいと疑わない物理学さえ、素粒子が物理の法則に従わないことを証明した。当然ながら科学者たちは激怒した。
 科学者(量子論者以外の科学者という意味)にとって量子論は自分たちの正義を壊す悪だった。科学者たちは彼らのプライドと生涯をかけて量子力学をつぶそうと、量子論にありとあらゆる反論を並べ立てた。しかし現実にはその逆で、量子論の方が正しく、科学者たちの方が間違いであることが学術的に認められるようにこの数十年間でなってきてしまった。
 それでも、生物の世界では量子的なことは何一つ起こっていないと科学者たちは反論した。絶対零度近くの世界では素粒子が量子論的な動きをするが、常温ではそのような動きはできない。生物は常温付近でしか生きられないのだから量子論は生物には適応できないと。
 ところが、量子論者は常温でも素粒子が量子力学的な動きをすることを証明し、生物の世界でもこれまでの科学理論が不完全であることを暴露し始めた。これは科学者と国家にとって非常にまずいことである。量子論が生物にまで適応されるとなると、医学が不完全な学問であることを暴露されてしまうからだ。
科学の稚拙さを暴露していく量子力学と、「それは推論でしかない」と反発する科学者たちの生々しいケンカが20世紀から始まった。そのケンカはまだ100年に満たないが、ことごとく量子論がケンカに勝ち始めた。ノーベル賞も量子論者やそれを支持する論者から次々と出ているのがその証拠である。今後は量子論を知らなければノーベル賞をとれなくなる時代となると思われる。
 体内の様々な酵素、呼吸の仕組み、光合成、遺伝と進化の仕組み、そして人間の意識などに量子力学的な要素が不可欠であることが言われ始めた。そして科学者たちが「それは推論に過ぎない」と反論するのだが、これまでの科学知識を用いた機序では、生物内で起こっている反応速度を生み出すことができないことを量子論者が次々と証明した。つまり、生物にも量子力学の法則が適用されていることは必須と言われ始めたのである。
 驚くべきことは、成長を促進させたり、アポトーシスを防いで長寿化させたりなど信じられない現象が、「弱い電磁場」によって起こりうる可能性があることがわかってきたということ。ならば医学は根底から考え方を変えるしかない。
人間の体細胞にはある特殊な電磁場がまとっていて(オーラと言ってもよいかもしれない)、それが様々な病気に関与している可能性が高い。量子医学はその特殊な電磁場(量子波)を研究する医学である。